空いろ屋

読んだ本、見た映画、試したレシピ、出会った人などあれこれを。

カテゴリ: 読書・図書館・雑誌

退職して時間的余裕ができたら音楽を始めたいとずっと思っていた。小学校器楽部3年、中学・高校吹奏楽部6年、ピアノのお稽古9年。多感な頃はずっと音楽とともにあったのに、結婚して仕事と家事・育児の両立をするあいだ、音楽のお稽古が入り込む余裕がなかったのだった。 そ ...

●伊那市立図書館  最初は伊那市立高遠町図書館、次は伊那市立伊那図書館を見学しました。  戦災で焼けなかった地域の図書館だけあって、古文書というお宝がざくざくありました。  明治期からの新聞がマイクロフィルムではなく、綴じてあったりと驚きです。  歴史の教科 ...

●塩尻市立図書館  塩尻市立図書館は街の真ん中にある。合併の際の市債と国からの補助金で建てられた塩尻市市民交流センターえんぱーくの1階部分と2階部分をすべて使った広々としたスペースだ。人口わずか68,927人 の市に、国内最先端を行く堂々たる図書館ができる ...

 お盆休みに信州に行かない?という夫の誘いに何も考えずにウンといった私。  日本の最先端を行く信州の図書館スタディツアーに同行することとなった。  プランは北杜市白州町の薮内正幸美術館 → 塩尻市立図書館 → 伊那市立遠野町図書館 → 伊那市立伊那図書館。 ...

『人を助けるとはどういうことか』 家の本棚から抜き取って何気なく見た本。著者は乳癌を患った妻を何年も介護した経験を持ち、その妻から支援ということの本質を学んだという。進行中のプロジェクトで男性介護者の問題を考えるのに参考になるかもしれないと思って、年頭最 ...

あざれあ主催の男性向け講座が活気を呈しています。 内容は「読書会のススメ」。 8月21日の第1回目はなんと調理実習室で行いました。 テーマは「料理するように本を読む」です。 講師の平野雅彦氏は松岡正剛さんとも親交のある大変な読書家。 白川静の書をインスタレ ...

 本日、5月21日金曜日から23日日曜日までの3日間、あざれあで「古本リサイクル市 in あざれあ」が開催されます。  読み終わっていらなくなった本を持ってきて、読みたい本を持ち帰るという単純なリユース・イベントですが、すべてスタッフの手弁当で行われています ...

同じ読書クラブの会員、学校図書室司書のYさんが「赤朽葉家の伝説」をメーリングリストで紹介してくれたときから気になっていた桜庭一樹。 勤め帰りの本屋さんで平積みになっていたので、ふと思いついて購入。 直木賞受賞作品。文庫化されたばかりだ。 女の欲望・妄想全開 ...

『猫を抱いて象と泳ぐ』小川洋子著 文芸春秋刊  古いチェス盤の下にもぐって音を頼りにチェスを打つ孤独な主人公。  主人公を愛するのは祖父母と弟、チェスの師匠、ミイラと名づけられた少女のみ。それに仕事を通じて気持ちよく接してくれる数人。  リトル・アリョーシャ ...

テレビとクルマのない生活を始めて2週間。 今のところ特に退屈もせず、自分時間を楽しめている。 いちばんよかったのは、ゆっくりと本と新聞が読めること。 新聞を開くと浜田晋の新刊案内が出ている。 『老いるについて―下町精神科医 晩年の記』 この意地悪じいさんの文 ...

↑このページのトップヘ